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2008年8月 4日 (月)

練習方法

今日はちょっと練習方法についてのお話を。
僕がよく生徒達に
「もっとさらえー!」と言いますが、果たして生徒達はさらっているのかと言えば疑問な感じです。
いや、きっと一生懸命おさらいしているのでしょう。もし精一杯練習しているのに、成果が出ないのは残念な事です。

これは練習方法の問題なのではないかと最近感じます。
昨日は一人一人のレッスン時間をたっぷりとったので一緒に曲の練習をしてみました。
案の定、僕が思っていた以上に練習方法が曖昧でした。
もちろん、練習方法は十人十色ですし、自分に合った練習方法を常日頃から見つけていかなくては成長していきません。

柔道の谷亮子さんのインタビューで、
「日々練習プログラムを考えています。」
と言っていました。100通りは練習プログラムを作ったと言っていました。その中には意味のないものや、つまらないもの、つまらなくても効果的なもの…様々なトレーニングがあったようです。

レッスンではどうにかヒントを与えたいし、でも本当は勝手に盗んでもらいたいと思ってます。
しかし、やはり何か良いトレーニング方法を伝えてもらえるのが、もし自分が生徒だったら嬉しいです。

もちろん「んなもん自分で見つけろ!」という世界もありますが(笑)
実際僕はそのように育ってきたので、色んな人に聞きまくって、とにかく色々試してみましたが。う〜ん人生そんなに甘くない…。

しかし少しでも示してあげられれば、早い内にサックスの楽しさに目覚めてくれるのではと思うのです。
特に一生懸命取り組んでる生徒には、楽しんでもらいたいわけです。

今日はテンポの速い曲をかっちり指が回るまでの行程。
悲しい事にまずはテクニックがしっかりしないと、やりたい音楽を表現できないと思わないと進みません(泣)

とにかくテンポが速くて指が難しい曲はゆっくり練習するしかないと思ってます。

しかし、果たしてどの位ゆっくり練習すれば良いのかわからない生徒が多かった(泣)
ありがちだけど、出来る所は走って、出来ない所で止まる。
これが一番良くないと思います。出来ない所が確実に出来るテンポを設定して練習する。どんなテンポでもいいから、最初から最後まで確実に通るテンポを作る。

よく「出来るテンポで良いから!」と言う(昔はよく言われた泣)。スケールでもそう。自分を分かっていないとテンポ設定も出来ない事になり崩壊してしまう。

速くても、ゆっくりでもテンポ設定はとっても大事な音楽的要素の一つですから、どうかそれぞれの「出来るテンポ」を見つける所から始めてほしいなーと思ってます。

例えば四分音符=120のテンポの曲だったら、僕だったらまず半分のテンポ(四分音符=60)にして八分音符刻みのメトロノームをつけて(これ大事!)練習します。 これでも難しかったら、「出来るテンポ」までおとします。

これが僕のゆっくり練習する内訳です。いきなり速くできたら、そりゃー天才だ!
いち早く僕は天才じゃないんだと認める所から始める必要があります!(笑)

このゆっくり練習は色んな事に気を配れます。
音程、音色、音の出だし、音の処理、フレーズなどなど、ゆっくりだからこそ、余裕が生まれてきてなかなか音楽作りもはかどります。
ゆっくりで出来なければ、速くして出来るわけない!と思うのです。

「早くIn tempoに持っていかなきゃ!」という焦りを、じっくり時間をかけて確実な物にしていきたいですね。

もちろん僕からみた「難しい事」と生徒からみた「難しい事」そのものは違いますが、「難しい」と感じた気持ちは同じです。
つまり難しい物に対しての取り組みは同じ気持ちだと思います。
気合いと根性!根気というやつ。
丁寧にとにかくゆっくり練習する事はとても大事。時間がかかっても、そこで身につけた事は一生の宝になります。


こうやって生徒たちの為に色々考える事は、何より自分の為にもなります。相乗効果を期待。

先生に負けるな!生徒に負けるな!

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